人間には調子が悪くなるときがある。それに加えて、調子を保つ方法はあっても改善する方法はないと言い切ってもいいくらいなので、何も考えず何も焦らず調子の悪さを満喫するのが正解なのだと感じている。
人体は不思議だ。何故調子が悪くなるように作られたのだろう。ずっと元気だったら言うことないのに。しかしずっと元気な遺伝子は生き残れなかったんだろう。結果的に調子が悪くなるのが合理なのかもしれない。
空を見上げる。嘘だ。外に出る気力もない日なので。天井を見上げる。そこには白い天井があって、ああ電気を点けられてえらいな、なんて漠然と思った。